2011年01月28日

泣いてるヒマがあったら、笑おう。(2011/01/27)

更新停止つった早々に・・・。
マこんな感じで、何かあったら思い出したように更新しちゃいそう。

毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)

キングレコード 2011-09-07
売り上げランキング : 17640

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

★★★☆☆

試写会のチケットをもらったので観に行きました。

「毎日かあさん」です。

西原理恵子のマンガが原作ですよね。読んだことあります。
登場人物が目をひんむいてヒステリックに叫んでいる子育てエッセイでしょ。好きです。
「あるある」感があって、面白いけど品がない。既成の価値観とはちょっとズレていても別にいいじゃない。だって人間だもの。どんときやがれコンチクショウ! という印象です。
でもごくごくたまに叙情的ないい話が(たぶん)ありました。このバランスが心地いい。マジメなことに照れちゃうボクタチとしては、マジメはチラリと隠し味くらいがいい。

そう、チラリと見えるからこそ惹かれるわけで、いきなり全裸で迫られてもなあ。それ見ろ、ほいっ! げんなり。

“本音で生きるかあさんと、ちょっと変わった家族の感動の実話。”だって。

で、ここで言う感動って「泣ける」って意味らしいです。
元戦場カメラマンでアルコール依存症の夫・カモシダが、何度も禁酒を失敗し、妻・サイバラとついに離婚。家族の大切さを思い知ったカモシダは、懸命に治療を続け、酒とついに決別し、家族はまた一緒に暮らすようになった。ところがそのときカモシダが癌に侵されていることが発覚した。親子は家族の絆を噛みしめつつ、束の間の幸せの日々を送るわけ。ああ、目から水が。

“涙も笑いも規格外。”だそうですけど、うーん、涙に傾倒しているのは認めます。けど別に笑えはしなかった。昔のお笑い番組でアイドルがコントしているような、ちょっとムリして大袈裟に振る舞って笑ってクレクレ、むず痒い感じ。

一風変わった家族の破天荒な日常は、それなりに変化もあるけど、映画としたら退屈です。確かにマンガでも描かれたエピソード(原作は「4巻」とのことだけど、エピソードのほとんどは「カニ母編」で読んだものが多かった)なんだけどつまんない。マンガ家・サイバラの力量を逆説的に示すだけ。マンガではあんなに笑えて、しんみりして、とにかくメチャクチャ面白かったのに。


と、10年前なら思ったでしょう。いや今も思うけど。けれど今はそれだけじゃなくなっちゃった。
よかったっす。あと泣きました(笑)

実はこれ、僕にとって、わが子が生まれて初めて腰を据えて観た「感動」映画だと思う。
カモシダの家族への思いに共感しちゃうんですよね。夫として、親父として。
それだけじゃない。息子(1歳)のおかげで毎日思い出すことがあります。目にうつるすべてが遊び道具だったこと。自分が子どものとき、父母にどんなことを言われ、何を思っていたか。忘れていたことを次々に思い出します。ようするに劇中の子どもたちにも共感した。
カモシダもサイバラも子どものことも、「ああ、あれはおれだ。」 すべて自分事になちゃった。

歳をとると涙腺が弛むと言いますよね。それはたぶん違うんだ。締まり具合は変わらない。
ただ、経験を積み知識を重ねることで、自分以外の誰かの気持ちを察することができるようになる。するとやがて僕は会ったことのない人の気持ちも想像できる。時間も距離も超えて、僕は世界のすべてと関われる。比率は変わらなくても、アクセス数が増えれば涙を流す絶対数は増えるわさ。
世のおじさんたちが歴史小説にはまったり、おばさんたちがおせっかいになったりするのも、たぶん同じ理由。文字通り、他人事じゃないんだよ。

なので、うん。これからは「感動」にも積極的に挑戦したい。(えらそうに。)


映画「毎日かあさん」公式サイト
http://kaasan-movie.jp/
毎日jp内「毎日かあさんち」(毎日かあさんポータルサイト? 「あの」画力対決が見れる!)
http://mainichi.jp/life/kaasanchi/
西原理恵子 公式サイト
http://www.toriatama.net/

毎日かあさん4 出戻り編毎日かあさん4 出戻り編(映画原作)
西原 理恵子

毎日新聞社 2007-07-20
売り上げランキング : 1655

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


↓迷っているヒマがあったら、押そう。押して。
blogram投票ボタン

posted by ごん at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ 映画 (劇場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。